(c)Phnom Penh Post
2016年1~3月において、カンボジアの3つの国際空港の旅客数と貨物数が増加し続けていると空港を運営するフランスの企業が発表した。
プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビルの3つの国際空港の1月から3月までの旅客数の合計は、前年同期比4.9%増と200万人を超え、総フライト数は合計で前年同期比6.6%増の2万フライトだった。
中でもプノンペン空港は旅客数が10.1%増と大きく伸び、86万3000人に到達した。また、シェムリアップ空港は1.3%増の100万人、シアヌークビル空港はフライト数が33.8%増加にも関わらず、旅客数は1.6%減少した。
プノンペンポスト紙によると、カンボジア空港のルート開発マネージャーは、以前は航空会社が28社だったが現在は30社に増えたことに言及し、年末までには600万人を超えると期待を述べている。
一方、貨物数は2016年1~3月において、前年同期比18.4%、1万477トンと急増した。同氏は欧米への輸出需要の増加が理由だと語った。なお、都市別ではプノンペンが17.3%増だった一方、シェムリアップは141.8%の増加を記録した。
カンボジア空港の30%の株式を保有するマレーシア系企業のムヒバ・エンジニアリングは、プノンペンの新国内線ターミナル建設のため2300万ドルを投資すると先週発表した。プロジェクトは2017年の完成を目指し、今年7月に建設を開始し、国内外含め年間500万人の受け入れに対応すると話す。