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台湾の衣料品メーカー、グランドツインズインターナショナル(GTI)は、第4四半期に利益の450%下落という驚異的な数字だったことについて、2015年財務報告書の第2四半期の会計ミスが影響していたことを同社幹部が明らかにした。
同社のCFOヘンリー・チャン氏は、歳入が下落したにも関わらず、年初めの同時期と比較すると124%増、第2四半期で360万ドルの利益が出ていたとカンボジア証券取引所に報告していた。
4月4日に発表された2015年の年次報告書では、税引き後利益を1億ドル調整すると、昨年に比べて70%の純利益減だったと発表した。報告書ではその要因について、労働者の平均賃金の上昇、原料価格の上昇、印刷や刺繍コストの増加、および平均販売価格の低下と4つを挙げている。しかし昨年の930万ドルから940万ドルと増加していたのは人件費だけだった。