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  • 経済
  • 2016年3月16日
  • カンボジアニュース

新燃料価格決定メカニズムに基づき、石油製品の販売価格を決定[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 3月14日政府は新燃料価格決定メカニズムに基づき、石油製品の販売価格を決定したと発表した。

 商業省の告知によると、ガソリンの販売価格上限が1リットル当たり、レギュラー3050リエル、ハイオク3150リエル、ディーゼル2700リエル。世界的な原油価格の変動に応じて価格決定をすることを目的に、全ての石油会社の合意のもと、政府は3月7日、実施に関する省令を公布していた。

 なお、税金、付加価値税及び運用コストに加え、MOPS(プラッツが発表する石油製品のFOBシンガポール中値)を参考に計算され、これによると、石油会社トータル、カルテックス、PTT、ソキメックスとテラでは1リットル当たり$0.23、LHRは$0.15、サビメックスとBVMでは$0.18が運用コストを維持するために必要だとされている。

 省令によると、商業省は毎月1日、11日、21日の10日ごとに上限価格を再計算し、計算方法とメカニズム見直しのため半年ごとに石油会社との会議を行う。

 また、新価格以上で販売した小売業者には$1000の罰金が科せられるという。先週、プノンペンで最も高い店舗の販売価格はガソリン1リットル約3250リエルだった。

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