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観光省のタオン・コン大臣は、今年の第1四半期に170万人以上の観光客を受入れたと発表した。これは、前年同期比14%増にあたる。クメールタイムズ紙が報じた。
タオン大臣によると、年末までに目標を超える600万人の来場者を迎える見込みで、国別観光客数では中国人がトップだという。
今年1~3月でカンボジアを訪れた中国人訪問者数は80%増の50万人超、中国は地元観光業にとって最大の市場だ。カンボジアは、2018年に180万人、2019年に240万人、2020年には260万人の中国人観光客が来訪する見込みだという。新しい直行便と、両政府の緊密な関係が、中国人訪問者数増加の最大の要因だ。
官民合同旅行業ワーキンググループのルー・メン共同議長は、「中国は地理的に近く、直行便が多いのでカンボジアを訪れやすい。中国人訪問者数の劇的な増加は、政府の努力が功を奏している」と述べ、カンボジア旅行代理店協会(CATA)のチャイ・シブリン会長は、「業界が計画どおりに成長を遂げるため、観光商品の多様化に尽力する必要がある」と話す。
昨年、カンボジアを訪れた外国人観光客は560万人、うち120万人が中国からだった。