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全国のホテル業者によると、クメール正月によりホテルやゲストハウスの予約率が急上昇し、特にシェムリアップと海岸部ではホテルの空きはほぼ無いという。クメールタイムズ紙が報じた。
シェムリアップのパシフィックホテルの営業責任者は、「200室のうち90%がすでに予約されており、うち80%の予約は旅行代理店によるものだ。予約客は、カンボジア人、中国人、欧米人がほとんどだ」と述べた。
また、プレアシアヌーク州のタイヤンチェンホテルの営業責任者も同様に、「カジノ顧客の予約で1ヶ月間の予約がいっぱいだ。多くの問合せがあるが、すでに空室はない」と話す。
アジア太平洋旅行協会(PATA)のトーン・シナン会長は、「クメール正月中は、特にプレアシアヌーク州の島々が人気だ。ほとんどのホテルやゲストハウスはすでに予約されている。まだ予約していなければ、西南部のバッタンバン州、モドルキリ州、ラタナキリ州には空きがある」と述べた。
観光省によると、2017年末までの国内のホテルとゲストハウスは、それぞれ781軒と2255軒。昨年のクメール正月では、主要観光地で250万人という記録的な訪問者数を記録している。