カンボジアのホテルチェーン、ソカホテルズ&リゾーツは、外国人観光客を誘致するため今年9月、シェムリアップで初のコンベンションセンターをオープンさせる。
コンベンションセンターは、アンコールワット近くに同時期オープンする770室の複合観光施設に隣接し、キャパシティーは9000平方メートル、建設は2014年5月に始まっていた。
コンベンションセンターの販売責任者は、「シェムリアップにある既存の主要ホテルのほとんどは約300平方メートル程度で、会議やイベントの開催には制限がある」と述べる。
シェムリアップの観光部門の責任者は、「シェムリアップには国際会議用の場所が無く、以前はプノンペンでホールを借りる必要があった」と述べ、「新しいコンベンションセンターは、参加者が1000人を超えるような大規模な会議やビジネスイベントも開催が可能だ」と話した。
太平洋アジア観光協会(PATA)のカンボジア支部会長は、「ソカの新しいコンベンションセンターは、シェムリアップの観光促進に重要な役割を果たしており、旅行客数1000人の宿泊、飲食、交通費用は、地域経済に貢献する」と述べている。