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カンボジア政府は貧困削減と公共衛生の向上のために、タバコ税の引き上げを主張している。クメールタイムズ紙が報じた。
税の引き上げは今月31日の世界禁煙デーに向けて、東南アジアたばこ規制連合(SEATCA、本部・バンコク)により要求された。
同連合の常任理事の一人は、たばこ税の増税は公衆衛生にとっても共に有益になると発言した。
2006年に設立されたNGO、カンボジア健康運動(the Cambodia Movement for Health:CMH)の事務局長は、「税収入を増やし、タバコに関連した病気を減らすとしてこの引き上げ要求を支援する。政府は、同様の政策を取っている他国から学ぶべきだ」と話した。
CMHのレポートによると、年間1万人のカンボジア人が喫煙により死亡しているという。カンボジアにおけるタバコの価値は各年2億ドルほどである。