【教育・学習支援】
日本人学校は、日本の文部科学省が定める「学習指導要領」に準じて教育課程を編成しており、日本同様の教育を受けることができ、日本の学校への転校もスムーズだ。2015年4月にカンボジアで初めて開校したプノンペン日本人学校では、2017年5月現在、小学部と中学部併せて51名の児童生徒が学ぶ。学校を「知的遊園地」と定義し、先生も生徒もわくわくする内容で楽しく学べる環境に拘っている。保護者や在住者にもどんどん足を運んでいただきたいと語るプノンペン日本人学校校長の三浦信宏氏は学校選びについて、「日本に帰国して日本の学校へ進学させたい場合は日本人学校がベストだと思います。インターか現地校か日本人学校かなどお悩みの場合は、教育相談、進路相談もお受けしますので、お気軽にお越しいただけたらと思います」と語る。
補習授業校は、普段の学校教育でカバーしきれない内容を補習授業として行っている。インターナショナルスクールや現地校に通う生徒たちに日本人としての基礎的な教育をし、アイデンティティの確立を目指す。プノンペン補習授業校は父兄が中心となって運営しており、生徒数は68名(2017年5月時点)。土曜日8時から12時の開校で、年間授業数は40日。教員免許取得者が質の高い教育を提供している。