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マーケティング・メディア

2016年02月01日

カンボジア初、母国語での教育番組を制作

映像制作会社ピー・キューブ(大阪市福島区 代表取締役:池田由利子)は、カンボジア初の母国語での教育番組「Boo Boo Pee!」を制作している。

カンボジアにはポルポト政権時代の「教育者・有識者の大量虐殺」という歴史的背景があるなか、カンボジアは現在も教師・教材の不足や農村部での教育不足といった問題を抱えている。

ピー・キューブは2015年5月、カンボジアの教育環境向上を目指す「プロジェクトBBP」を立ち上げ、同年8月には経済産業省補助金事業に採択され事業を本格化、同年10月よりカンボジアでの地上波全国放送を開始している。

実際の放送を見たプノンペン王立大学言語人類学教授のペン・セタリン氏は、「今まで『楽しみながら学ぶ』事ができるコンテンツはなかった。子供たちが教育番組を通して世の中のいろいろなことに関心を持ってほしい」と述べている。また、カンボジア情報相大臣カン・ハリス氏は「今後カンボジアの教育にとって大きな役割を果たす」と今後の展開を期待を寄せている。

今後はピー・キューブのTV番組制作等のノウハウを活かし、インターネット動画やSNSで視聴者拡大を狙い、カンボジアへの進出を目指す日本企業や地元企業と連携し、キャラクタービジネスをはじめとした様々なビジネス展開を予定している。

<番組詳細>
番組名: 「Boo Boo Pee!(ブー・ブー・ピー)」
放送局: カンボジアの全国放送局「アプサラTV(ApsaraTV)」
放送日時: 毎週土・日の午前7:30より放送開始
URL: http://www.pcube.co.jp/booboopee/ (日本語版)

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