(c)Phnom Penh Post
国土整備・都市化・建設省のペン・ソポール次官によると、建設法案が完成し、まもなく閣僚評議会に提出されるとクメールタイムズ紙が報じた。
「法案は約300項目あり、セキュリティ面と安全性をカバーし、健全な建設業界の確保を目的に、様々な国の法令をモデルにカンボジアに合うように起草している」(政府上級顧問)。
また同省では、「この法案のほか、不動産や建設業界に健全な枠組みを提供することを視野に様々な規制案の作成も始めており、今後は民間企業との意見交換を行いつつ修正を加え、今年末を目途にカンボジアの建築基準の採択を目指す」(前出・次官)。
現地不動産会社は、新法案が建築基準や品質、技術支援においてさらなる利点を産むことから、業界が盛り上がるだろうと歓迎している。
カンボジア政府の建築基準改善については、英国王立チャータード・サベイヤーズ協会(RICS)の報告書により提案や支援内容を提供されている。