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22日、クリスピークリームドーナツがカンボジアに初となる旗艦店をプノンペンのボンケンコン1地区にオープンする予定だ。同社は1937年にアメリカで発祥し、最高級品質のドーナツブランドで世界27か国1100店舗(アメリカ以外の地域で825店舗)を展開している。
クリスピークリーム・カンボジア社(Krispy Kreme Cambodia)のオペレーションマネージャーであるマーティン・ルクレーク氏は、「今までのテストマーケティングは好評だった。そのため実際に1号店をオープンすることができて嬉しい。来四半期にはさらに複数店舗を出店したい」と語った。カンボジア初となる同ブランドはテイクアウトだけでなく、飲み物と一緒に店内で食べられる店舗となる予定だ。
これに対し、パンとコーヒーを提供する韓国系カフェ「トレジュール」のフランチャイズを展開する、CBM社のゼネラルダイレクターのチー・セラ氏は、「カンボジア人は元々砂糖をつかった洋菓子になじみがなく、これまでも様々なブランドのドーナツチェーンがカンボジアに展開したが、どこも客数は伸び悩んでいる。クリスピークリームはアメリカの有名ブランドであり、カンボジア人がどう反応するのか見てみたい」とクメールタイムズ紙に語った。