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プノンペン経済特区(PPSEZ)は、今月末までにカンボジア証券取引所(CSX)への上場を開始する。
「グランドツインズインターナショナル(GTI)とプノンペン水道公社(PPWSA)の出来高は、過去2年間で減少していたが、プノンペン港湾公社(PPAP)が3社目として上場した昨年は、CSXの取引高は増加した。PPSEZの上場でさらに市場全体の取引高が増加し、他の企業に影響を与えるだろう」(CSXのホン・ソクホーCEO)と、プノンペンポスト紙が報じた。
PPAP上場前の取引高は1日平均4000~5000ドルだったが、上場後には1万ドルに増加した。同氏は、「PPSEZは市場の注目を集めているため、2倍3倍の取引量増加を期待している」と明らかにした。
アクレダ証券のCEOスバイ・ヘイ氏は、5月17日のクメールタイムズ紙のソク・アワー氏のコメントに同調し、PPSEZはカンボジアでも有数の工業地帯で場所も良く、さらにはPPSEZとの信頼関係が強固な日本企業が多いため、地元投資家だけでなく、特に外国人投資家の関心を惹きつけていると話す。
PPSEZのフォン・ニーワイCFOは、「CSXに上場している他の3社を見ても、私たちの株価は非常に競争力が高く将来への可能性を秘めており、人々は、長期的な投資として我々の株式を購入しているはずだ」と述べている。