(c)Phnom Penh Post
プノンペンポスト紙によると、カンボジア自動車連盟(CAIF)は、消費者の利益保護と販売代理店の平準化のため、グレーマーケットで販売されている自動車の税金を150%課税に引き上げ、中古車の輸入を禁止するよう政府に求めた。
20以上もの自動車販売正規代理店で構成されているCAIFの会長、ピーター・ブロンガーズ氏によると、正規代理店は100%以上の新車販売課税がかかるのに対し、グレーマーケットでの販売者はVATを支払っていない。
昨年カンボジアに輸入された4万5000台のち正規販売代理店によるものは1割。それ以外の9割が非課税で販売されたという。CAIFは今年から、非正規販売代理店から購入するリスクを広く知ってもらうための活動も開始する。
また、CAIFによると、カンボジアを除くASEAN7か国が現在中古車の規制により輸入が事実上不可能となっており、同規制の欠如はカンボジアに全ての粗悪車両が集まり、ASEANの「ゴミ捨て場」を作る事を意味すると話す。
新古車の販売は昨年10%増加しており、今年も同様の伸びが期待される。CAIFによると正規販売代理店は全代理店の10分の1程度。