(c)VINCI Construction
仏国の建設会社ヴァンシは、カンボジアの首都プノンペンの北部郊外に浄水場の建設を1月下旬に着手する予定だ。
完成すれば、1日あたり19万5000立方メートルの飲料水が供給することが可能になる。投資額は1億9000万ドルで、フランス開発庁や欧州投資銀行、プノンペン水道公社が共同出資している。
第1フェーズでは1億5500万ドルを投じてプラントとパイプラインが建設され、第2フェーズでは4500万ドルを投じて水処理施設の容量を2倍にし、プラントの容量を1日あたり39万立方メートルにする。
また、プラントの二酸化炭素排出量を最小限に抑えるため、最大3.8メガワットの出力量をもつ2万7000平方メートルの太陽光パネルも設置される。
工業手工芸省によると、竣工時期は第1フェーズが2022年後半、第2フェーズが2023年とされている。