(c)Khmer Times
マレーシアの小売り業最大手であるパークソンホールディングス社は、首相補佐特命相かつカンボジアムスリム発展財団代表のオスマン・ハサン氏が所有するハッソン・カンボジア社に対して1億4450万ドルの支払いを命じられた。クメールタイムズが報じた。
パークソン社は2016年末までにロシア通り沿いにショッピングモールの建設を計画していたが、大家の度重なる引渡し遅延を機に契約違反を主張し、敷金と支払い済み家賃の返還を求め訴訟を起こしていた。この訴訟を受けてハサン氏はパークソン社に対し損害賠償を請求し、勝訴した。
このショッピングモールは首相官邸や国防省等から500メートル以内で、交通量の多い位置にあるが、現在未完成の状態のまま建っている。