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モバイル送金サービス最大手のウイングとマニュライフ生命が女性の社会進出と、デジタル時代におけるリーダーシップについて議論した。クメールタイムズが報じた。
ウイングのCEO、マヌ・ラジャン氏は、「女性の社会進出は男女差別を無くす鍵だ。女性の社会進出は技術革新や起業家の発掘だけでなく、本人とその家族のためにもなる。家にいる女性が副収入を得れば、地域経済への貢献と経済的な独立にもつながるからだ」と述べた。
マニュライフ生命のCHO、サメディ・ユー氏は、「カンボジアで働く478人の従業員のうち200人以上が女性であり、そのうち15人がリーダー職に就いている。彼女達の貢献により当社をデジタルカスタマー市場のトップへと成長させた」と述べた。
国際金融公社の2014年のデータによると、カンボジアにある零細・中小企業のうち61%の企業は女性が経営する企業であり、ASEANの中でも非常に高い数字だ。また、2018年度、中小企業を経営している女性のうち90%は黒字となっている。