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国家警察によると、2019年に起きた加害者として外国人が関係する刑事事件数は、324件となり、前年275件と比較し15.12%も増加した。クメールタイムズが報じた。
国家警察は、40の国籍から1433人の外国人の逮捕したが、その中で中国人が最も多く、1000人以上にも登る。次いでベトナム人、タイ人、インド人、韓国人と続く。
中国人による犯罪はオンラインギャンブルや売春、麻薬などで、犯罪の大半は、プレアシアヌーク州やシェムリアップ州、プノンペンで発生している。
一方で、被害者として外国人が関係する刑事事件は558件となり、被害者数は681人となった。中国人とベトナム人が多かった前年と比較すると5.5%増加している。
外国人の犯罪の増加は、カンボジアへの外国からの直接投資や観光に影響を与えることが懸念されている。