カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2019年9月5日
  • カンボジアニュース

プノンペン都、中国人投資家に低価格住宅への投資を要請[経済]

news_201909051
(c)Khmer Times

 プノンペン都は、公務員と低所得者を対象とした比較的安価な住宅建設への投資を中国人投資家に呼びかけた。クメールタイムズ紙が報じた。

 プノンペン都のコウン・スレン知事は3日、李金松(リー・カム・チュン)理事長が率いる世界客家ビジネス協会(World Hakka Business Association=WHBA)と会談し、住宅建設に投資すれば都は支援すると語った。

news_201909054
(c)World Hakka Business Association

 コウン知事は、「住宅プロジェクトの予定地は、都内中心部から50~60キロメートル、車で45分から1時間のところにあるプノンペン都郊外に位置する。協会が同意すれば、都は建築材料の輸入を免税されれうよう政府に働きかける」と述べた。

 現地不動産会社によると、カンボジアでは1戸あたり3万ドル未満で購入できる比較的安価な住宅物件が人気だという。

 国土整備・都市化・建設省によると、ワールドブリッジグループがカンダール州の45ヘクタールの敷地に進めている公営住宅プロジェクトなど、こうした現場が3つあるという。

関連記事
経済
プノンペン住宅市場、都市化の進展で国内需要が急増[経済]
(22日)
経済
第3四半期に小規模ビジネスローン増加も、不動産市場は冷え込み[経済]
(01日)
政治
シアヌークビルの未完成建物問題、政府の支援策に期待も解決は未だ[政治]
(10月30日)
経済
カンボジア、鉄鋼輸入が59%増加―建設・不動産市場の回復は本物か[経済]
(09月24日)
社会
プノンペンのボレイ・ピプープ・トメイ購入者、家の差し押さえは不当と主張、首相に解決を要求[社会]
(23日)
経済
住宅販売は減少する一方、ローンは増加の傾向に カンボジア[経済]
(08月10日)
あわせて読みたい
特集
トップインタビュー イエローツリー・インテリア バーニー・ダーキン(1/3)
特集
チア・ソパーラー大臣が語る、歴史からの再興を遂げたカンボジアの可能性
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 Vol.4
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 vol.3
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 2/2
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース