(c)Khmer Times
亀田製菓と地元企業の菓子メーカーであるリリフードインダストリーとの合弁企業、リリカメダは10日に事業を開始した。クメールタイムズ紙が報じた。
亀田は新事業の51%の持分を保有し、同社の初期資本は約1600万ドル。工場はプノンペン郊外のプーセンチェイ区にあり、米菓やその他のスナックを製造する。
リリカメダのケオ・マム会長によると、工場では年間3000トン、5種類のクラッカーが生産でき、多くは豪州とニュージーランドへの輸出が予定されている。来年1月から生産を開始の予定だ。製品はシアヌークビル自治港を経由し、シンガポールを通過してから最終目的地までに約1か月を要する。
同氏は、「毎日、豪州とニュージーランドに40フィートのコンテナ輸送する。現在、中国、カナダ、米国への輸出を検討している」と述べた。
工業手工芸省のチョム・プラシット大臣は、「日本には優れた投資政策があるため、多くの日本企業が投資している。カンボジアの市場は、外国人投資家に完全に開かれているため、地元企業と提携する必要が無いかもしれないが、リリカメダのようなジョイントベンチャーをもっと見たい」と述べた。