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政府は建設業界で広く使用されているアスベスト(石綿)の健康被害について広く周知する。クメールタイムズ紙が報じた。
建設や衣服産業などで働く労働者向けに、アスベストの危険性を説明した小冊子を配布する。この小冊子は、イット・ソムヘーン労働大臣の指示によりワーキングチームが作成した。
同省の労働安全衛生部長は、「カンボジアはアスベストの使用を禁止する法律の制定を計画している」と述べた。
カンボジアは、アスベストの採掘や生産は行っておらず、アスベストが含有する建材などで輸入しており、昨年の調査では、117棟の建物と建材のサンプルの約半数に石綿が使用されていることが判明された。