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26日、カンボジアでの高層建築物を論議するフォーラムを開催し、一部の業界関係者の中では同国の高層建築物の持続可能性に疑問の声が上がった。クメールタイムズ紙が報じた。
高層建築物フォーラムは、カンボジア欧州商工会議所(EuroCham)や高層ビル協議会らで組織され、建築物の設計と規制、これに対する課題や同国への影響などについて協議される。
欧州商工会議所のタシロ・ブリンザー副会長は、10年以上に及ぶ大幅な成長を遂げた地方建設部門の今後の持続可能性に疑問を投げかけ、「プノンペンの人口は増え続け、家屋やオフィススペースの建設は保証されているが、高層ビルの市場があるかかどうかは疑問だ」と述べた。
同氏は続けて、現在の規制が都市開発の速いペースに適合しているかについても疑問を呈し、「都市成長が中程度だった時に施行された現在の法的枠組みが、急速な発展のペースに適応しているのかどうか疑問だ。最新の規制が必要だ」と付け加えた。