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世界銀行は、プノンペン唯一の深海港シアヌークビル港に繋がる道路の改修に、無利息で1億1000万ドルを貸し出すことを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
国道4号線は、経済の主要地帯と農地を結ぶ道路で、この資金により、道路の状態や安全性、また緊急車両の迅速な乗り入れ等の改善が期待される。
公共事業運輸省の広報官は、「主要道路改善により、ロジスティクスの時間とコストが削減され、カンボジア経済がより競争力を持つようになる」と述べ、世界銀行のカントリーマネージャーは、「インフラは、競争力と民間企業の発展にとって「重要な障壁」である。国道4号線のアップグレードは、カンボジアの経済的機会を広げるだろう」と話した。
2月に同省のスン・チャントール大臣は、国道4号線の改修に、世界銀行に1億ドルの融資を提案していた。プノンペンとプレアシアヌーク州を結ぶ別の高速道路は、中国企業が19億ドルを投資し、年末までに建設開始される予定だ。