(c)Phnom Penh Post
カンボジアでは、異常気象による塩不足に直面した生産者の需要に応えるために、3万トンの塩を今年輸入する可能性がある。プノンペンポスト紙が報じた。
ケップ・カンポット塩生産コミュニティ(KKSPC)の共同ディレクターであるブン・バレイン氏は、「カンボジアが、需要を満たすために塩を輸入するのはこれで2回目だ。豪雨の後、同国の塩生産者は必要な量の塩を収穫することができない」と語った。
現在、塩の価格は50キロ当たり1万7000リエル(約4ドル25セント)で、昨年より2000リエル値上がりしている。
同氏は、「市場ニーズが満たされるためには塩分を輸入しなければならず、KKSPCは塩分不足に関する報告書を鉱工・エネルギー省に送付する予定だ。中国やインドから輸入することができるだろう」と述べた。