(c)Phnom Penh Post
カンボジアの米クラッカーメーカー、リリ(Ly Ly)フードインダストリーは、日本の亀田製菓株式会社と提携し、1610万ドルで合弁クラッカーを会社を設立した。プノンペンポスト紙が報じた。
内訳は、リリが150万ドル、同社CEOのケオ・マム氏が640万ドルを出資し49%、残りの51%は亀田製菓がシェアを獲得する。
同社のマネージングダイレクターのエン・モン氏によると、「すでに、カンボジア開発評議会と商業省に文書を提出しており、5月の覚書締結の後、新会社リリ・カメダの設立を予定している。第1次製品の生産は、来年初めの予定だ。我々は10カ国に製品を輸出しているが、依然として限られており、生産および輸出の更なる拡大は、カンボジアの食品業界にとって、良い評判をもたらすだろう」と述べた。
リリは現在、毎月4~6個の40フィートコンテナを輸出し、6万~9万ドルの収益を上げている。合弁事業で、その容量を月に30コンテナまで増やす予定だ。
商業省の広報官は、「同社は、カンボジア製の原料を使用し、製品に付加価値をもたらす。原料輸出だけでなく、完成品の生産を促進する政府の方針だ」と合弁事業を歓迎した。