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プライベートエクイティファンドを行うベルトロードキャピタルマネジメント(BRCM)社は、オーストラリア資本で不動産ポータルサイト「Realestate.com.kh」を運営するデジタルクラシファイドグループ(DCG)社に180万ドルを投資した。クメールタイムズ紙が報じた。
この資本注入は、DCGのカンボジアおよび海外展開における事業拡大に使用される予定だ。
DCGのマシュー・ケアCEOは、「これにより、カンボジアと東南アジアのオンライン市場において大きなシェアを奪うことができる」と述べ、BRCMの代表者は、「カンボジアを中国の一帯一路政策の中で重要な国と見ており、資金調達は非常に戦略的である」と述べた。
DCGは2014年の創業以来、カンボジア、パプアニューギニア、フィジーで不動産ポータルサイトを構築しており、また、ラオス、パプアニューギニア、フィジーには主要なクラシファイドサイトを所有している。カンボジアの主要なクラシファイドサイト、クメール24に対して、同社がどのような戦略に出るかが注目される。
カンボジアにおける承認された建設プロジェクトの合計価値は、2017年に64億2200万ドルに達し、前年比22.31%の増加となり、昨年だけでも、1074万平方メートルに相当する3052の新しい建設プロジェクトが承認された。