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豊田通商の完全子会社であるテクノパーク・ポイペト(TPO)は8日、タイとの国境近くにあるSANCOポイペト特別経済区において、テクノパーク事業を正式に発足させた。クメールタイムズ紙が報じた。
この工業団地は今年2月からすでに運営されており、製造業の海外進出の支援を目的として、土地や建屋などのインフラや進出後のアドミサービスを提供する。すでに5つの企業が入居しており、自動車部品や電子部品を生産している。
カンボジア開発評議会(CDC)の事務局長でもある、ソク・チェンダソピア特命大臣は、式典において、「カンボジアへの投資の多様化に貢献するだけでなく、技術移転やカンボジア人の雇用創出、政府の産業開発計画の遂行にも貢献する」と述べ、工業団地に期待を寄せた。また、在カンボジア日本大使館の堀之内秀久大使も、「新しい工業団地がカンボジアへの投資の流れを高め、地域の発展を助けるだろう」と話した。