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昨年就航した直行便により、今年1~9月で、日本人観光客数は前年比6.8%増の14万6000人に達し、国別では7位となった。これは、2020年までに30万人の東アジア人観光客を誘致するという政府の目標を後押しする。クメールタイムズ紙が報じた。
タオン・コン観光大臣は、「昨年9月より、特に全日本空輸(ANA)の直行便のおかげでたくさんの日本人観光客がカンボジアを訪れた。2020年までに日本からの観光客数は今の2倍、30万人までの増加を予測している。また、昨年は日本の投資が増加し、総額8億ドルに到達した。来年には、シェムリアップに日本の領事館を設立し、より多くの投資家や観光客を誘致する」と述べた。
ANAプノンペン支店長の山崎格正氏は、「直行便の発足以来、両国間の観光客数はピークに達している。今後もカンボジアにチャンスを求める多くの日本人投資家に利用されるだろう」と話す。
カンボジア旅行協会(CATA)のチャイ・シブリン会長は、「日本人観光客の増加に対して、我々の取組みは日々進歩しているが、まだ日本語を話すガイドが少ないなど課題もある」と語った。
公式発表では、昨年は約20万人の日本人客がカンボジアを訪れたが、前年比で1%減少している。