(c)Khmer Times
カンボジアでは、2017年の9月までに、自然災害によって少なくとも70人が死亡、100人以上が負傷した。クメールタイムズ紙が報じた。
国家災害対策委員会の副委員長によると、今年9月までに159件の自然災害が発生しており、少なくとも4030戸の家屋が倒壊し、そこには65校の学校が含まれているという。同氏は、「関係省庁・機関がこれらの問題に対応しており、我々は当局らに対し支援を求めてきた」と述べた。
また、カンボジアでは過去2週間において、低気圧が大雨や強風をもたらし、首都プノンペンでは洪水が発生するなど、不安定な状態が続いている。
水資源気象省によると、いくつかの貯水池、低地、水路、川などの水位は劇的に上昇しているため、「関連省庁、機関、地方自治体そして市民は、低地や水路のそばなど、あらゆる地域で発生する可能性がある洪水に注意を払う必要がある」と述べている。