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23日、Visaは、アンコールワットでクレジットカードとデビットカードでの支払いを受け付けると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
Visaのプレスリリースによると、アンコールワットへの観光客の増大、そして国を超えた電子決済の拡大を目的に、国営のチケット販売代理店であるアンコール・エンタープライズと、そしてIT系企業であるOptistech Co.と覚書を締結したと発表した。
合意の一部として、Visaは2017年10月から11月末までVisaカードを使用した入場券の支払いに対し、3%の割引をする予定だという。また、Visaカードの会員に対し、プノンペンとシェムリアップの50以上の加盟店において、食事、買い物、スパ、ウェルネス、宿泊施設などで割引を受けることが可能になるという。
Visaのカンボジア担当責任者は、「チケット代理店のアンコール・エンタープライズとその取引銀行であるアクレダ銀行と協力し、Visaカードでの入場券の購入が可能になったことを光栄に思う」と語った。
アンコール・エンタープライズの責任者は、「アンコールワットの入場券の支払いの自動化を目指す経済財政省と観光省の努力にかなう。この提携は、入場券購入の利便性を高め、待ち時間を短縮するものになる」と話した。