5月1日のメーデーでは首都に数千人規模の集会や行進が行われる予定だ。カンボジアデイリー紙が報じた。
労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣のフェイスブックページに掲載された情報によると、メーデー131周年の祝典として集会が行われ、出席者には、カンボジア人民党(CPP)のTシャツと帽子を着用した組合員、教師、公務員など約3500人が参加する予定。これには、労働組合NACC(National Union Alliance Chamber of Cambodia)も連携すると予想されているが、同組合の代表はコメントを拒否している。
一方、独立組合の連合であるカンボジア縫製産業民主労働組合連合(C.CAWDU)は、ワット・プノン近くのカンボジア開発評議会(Council for Development of Cambodia=CDC)の近くで、約3000人の労働者を集め、請願書を提出するために国会まで行進する予定。
代表のアット・トーン氏は、「労働者の最低賃金の引き上げ、表現の自由に対する政府の取り締まりの取り消し、労働組合法の改正を主張したい」と述べ、「都に許可されなくても、計画どおり行う」と付け加えた。
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