世界銀行は学校や教師の改善、地方の道路整備を行い中等教育を強化するため、カンボジアへの1億ドルの融資を承認した。カンボジアデイリー紙が報じた。
経済財政省の役員は世界銀行の支援を歓迎し、政府開発との連携が最優先だと発言する。これらのプロジェクトは教育や交通手段における政府の努力を強めるものだと説明。
4000万ドルの融資は100の中学校の修繕や、30の学校の建設、教師の水準向上に充てられるという。中学校への入学者数は、2015年には51.5%と、政府が目標としていた2014年から2015年で67%、2015年から2016年で74%という数字には到達していない。
「多くの学校が十分な教室を用意できていない。教師もまた学位が低く、低い給料で負担が大きいと感じている」と世界銀行は説明する。