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中国の雲南投資有限公司(YIHL)によって計画されているシェムリアップの新国際空港は、民間航空庁(SSCA)による高度な技術グループの設立に伴い、建設開始に一歩近づいた。クメールタイムズ紙が報じた。
新空港はシェムリアップ市から約50キロメートル離れたソウト・ニコム(Sout Nikom)地区に建設される予定で、現在の年間訪問客数の2倍の受入れが可能になる。
このプロジェクトは昨年10月、YIHLと8億8000万ドルで新空港を建設するため、習近平国家主席がカンボジアを訪問した際に合意された。この合意により、YIHLと建設会社、空港管理子会社は、現在フランスのヴァンシグループのカンボジアエアポート社により運営されている国際空港に代わり、55年間の新空港にかかる建設や運営を独占する。
キム・ブンソン知事は、「今年末か来年初頭に建設が始まる予定だ」と述べ、中国の地方当局者や関係者らは、「新空港からシェムリアップ市への鉄道網整備にも取り組んでおり、新空港の建設には4年~5年かかるだろう」と述べた。
カンボジアエアポート社の広報責任者は、「政府と新しいシェムリアップ空港建設について話している」と語ったが詳細は述べておらず、「2016年、シェムリアップ空港の利用者数は350万人で、5.5%と飛躍的に成長したが、しかし過去3年間と比較すると減速している」とクメールタイムズ紙に話した。