(c)Phnom Penh Post
世界銀行の最新の報告によると、アメリカや西側諸国の政治転換と中国経済成長鈍化にも関わらず、カンボジアはここから数年強い成長を見せることが予想されている。プノンペンポスト紙は報じた。
報告書では、予期せぬドナルド・トランプ政権誕生とイギリスのEU離脱、そしてアジアでは中国経済の成長鈍化と行った先行き不安がありながら、中国と日本が衣料関係を中心に大規模な外国直接投資 (FDI) を維持し続けているためカンボジアに対する影響は予想よりも少ないとし、カンボジアの2016年GDP成長率を7%、今後3年間も6.8%~6.9%と高い数値を維持すると予想している。
一方、カンボジア国内における信用取引の急速な成長を支えながら金融不安の潜在的なリスクを生み出す専門銀行やマイクロファイナンスに対する規制を強化する必要性についても報告されている。