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  • 経済
  • 2017年1月7日
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中国の投資会社 6つ星ホテルに30億ドルを投資 プノンペンとシアヌークビル[経済]

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(c)Khmer Times

 フン・セン首相の補佐官は1月4日、「中国の広州有限公司が、プノンペンとシアヌークビルにおける高級6つ星ホテルの建設に30億ドルを投じる」とクメールタイムズ紙に語った。

 首相補佐官は、「投資計画は、フン・セン首相と広州有限公司張力(Zhang Li)会長との会合で提起され、ロイヤルグループの会長であり、カンボジア商工会議所会頭のキット・メン氏と会見し、今後3~5年で約30億ドルを投資することに合意した。最初のプロジェクトの1つが、プノンペンとシアヌークビルに豪華な6つ星ホテルを建てることだ」と述べている。

 フン・セン首相は、「張力氏とキット・メン氏を一緒に働かせたい」と話しており、張氏とキット氏は、「カンボジアを訪れたのは4度目であり、経済と旅行者を誘致する可能性に大きな自信を持っている」、「ホテルや不動産業で非常に優れた実績を持つ投資会社であり、素晴らしいパートナーシップになるだろう」とそれぞれ述べたという。



 観光省は、2020年までに年間約700万人の外国人観光客、うち200万人の中国人観光客誘致を目標にしており、 昨年は約90万人の中国人観光客が訪れている。

 キット氏は、「この投資の成功は、東アジアと東南アジア、そして世界を結び、カンボジアに利益をもたらすと共に、中国による「一路一帯」政策の成功に繋がるだろう」と付け加えている。

 また2016年6月には、別の中国人投資家が、シアヌーク州に30億ドル、337ヘクタールの国際リゾートセンターを建設し、観光業の急速な拡大を図ると発表している。

 広州有限公司の母体は、不動産開発会社の広州富力地産。ムーディーズ・インベスターズ・サービスによると、広州富力地産は609億元(86億6000万ドル)の契約を達成し、前年比12%増となったという。

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