(c)Phnom Penh Post
商業省は、Sin Veng Yu Coffee社の虚偽、過度に誇張されたコマーシャルに対して、既存の法を厳格に執行する動きだ。プノンペンポスト紙が報じた。
「現在、製品とサービスの品質や安全性を確保するため、法律を強化して潜在的な違反者を監視している」と商業省広報担当は述べた。
また、情報省は、すべてのラジオ局、テレビ局、新聞、雑誌に対して禁止事項に違反して、虚偽の宣伝やミスリードをするコーヒー会社のコマーシャルを一時的に停止するように要求した。
カンボジア商工会議所事務局長は、「厳しい規制は良いことだ。企業が法律を犯した場合は、それを正す必要がある」と述べた。
(参考)指摘を受けたCMはこちら
日本人の専門家は、問題のあったコマーシャルについて、「ポイントは他社名が出ている、もしくは具体的に連想される他社の商品を非難して自社の商品を持ち上げるという部分。日本では医薬品以外は健康に関する効果・効能は出せないが、このあたりも誇張されている。しかし日本の場合、日本民間放送連盟のCM規約に従うため、カンボジアのように直で法改正まではいかない」と話す。