来年1月1日より、欧州連合(EU)にコメを輸出する際、生産者と輸出業者は新しい原産地証明書を使用する必要があると、商業省の通知により明らかになった。クメールタイムズ紙が報じた。
EUは、カンボジアにとって主要な市場の一つで、武器を除く全ての製品が無関税で輸出することができることになっている。農林水産省のデータによると、カンボジアからのコメの輸出は、今年の最初の10ヶ月で、40万8000トンから42万1000トンに、前年同期比3.3%上昇した。
コメの輸出業者、アムルライス・カンボジアの社長は、「我々の70~80%がEUへの輸出で、今年はこれまでに約4万トンを輸出している。EUはカンボジアの主要市場で、EUから要求があれば、それに従う必要がある」と述べ、同業のブリコ社のCEOは、「我々の主な市場は欧州と米国であり、今年は国際市場へ約6000トンを輸出した。我々は、ジャスミン米と香り米を生産しており、ASEANではマレーシアを除き、白米を消費するため、ASEAN市場には魅力を感じない」と話した。