(c)Khmer Times
来週に予定されている中国の習近平国家主席のカンボジア訪問により、中国への農業輸出の増加が期待される。
フン・セン首相は10月6日、「国家主席の滞在中に二国間協力協定が締結される予定であり、白米やキャッサバなど既存の農産物に加え、バナナを含めた他の農産物の輸出拡大を図る」と述べ、近年の価格下落やキャッシュフローの課題、適切な貯蔵施設の欠如など、業界の問題解決に3億ドルの融資を要請した。
カンボジアコメ協会(CRF)の副会長は、「3億ドルの特別融資は、穀物乾燥機や倉庫建設に使用されるだろう」と述べ、9月のフン・セン首相の訪問では、中国に年間20万トンのカンボジア精米を輸出することで合意している。
政府統計によると、10万トンの年間輸出のうち、今年最初の9ヶ月間で中国へ約6万4000トンを輸出した。これは前年同期に比べ2.1%減だった。