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今年1月から9月にかけて、カンボジア・プノンペンの倉庫需要は昨年同期と比較しても安定している。
カムトップ・プロパティーグループの責任者によれば、ほとんどのテナントの3~5年間リース契約が終了していないため、今年の倉庫需要は安定している。
同氏は、「倉庫需要が安定している理由は、すでに来ている投資家の需要が下降し、新規投資家の製造業への参入が緩やかなためだ。彼らの多くが、事前にカンボジアの政治経済状況をウォッチしている」と述べた。
アジアリアルエステートの責任者は、「大型倉庫の需要は、工業用・工場建物数が増加していないために変化していない。カンボジアに海外投資を呼び込む方法を再考する必要がある」と話した。
不動産専門家らは、カンボジアの倉庫市場にはインフラ不足や高額な電気代、倉庫の品質をはじめとして困難が多いと語る。
国土整備・都市化・建設省が昨月発表した報告書によると、2000年から外国18カ国が40億ドル以上を284件の建設・不動産計画に投入しており、最大の投資国は中国だ。