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カンボジア証券取引所に唯一の民間企業として上場している台湾系アパレル縫製会社、グランドツインズインターナショナル(GTI)が今週月曜日、今年上半期利益が前年同期比15%以上減少したと報告した。一方、収益では大幅な増加が見られた。
報告によれば、今年上半期の収益は4200万ドルで、前年同期の2900万ドルと比べ44%増加。利益は前年の430万ドルから360万ドルへ減少した。
しかし未監査の財務報告書によれば、今年上半期の人件費や原材料費などの売上原価が、前年同期2100万ドルから3700万ドルへと膨れ上がっており、原材料費1000万ドル、人件費200万ドルの増加だった。また、不動産購入に240万ドルを投資したため、債務返済に150万ドルが充てられていた。
GTI社は英領ヴァージン諸島に登記されている持株会社QMIインダストリアルが所有している。
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