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国際協力機構(JICA)は、プノンペンの交通渋滞緩和に向けて、AGT(Automated Guideway Transit)の実現可能性調査の実施を支援している。
AGTは、時速60キロメートルで最大30人の乗客を輸送可能な電動大量輸送システムであり、スペースが少ないことから、都内の小道でも容易に操作出来る。また、化石燃料で使用しないことから煙も出さないため、環境に配慮された設計だ。
AGTの探索研究が昨年末に完了しており、現在、フィージビリティスタディを行う機関に投げている。
旅客需要とプノンペンの都市の特性に基づき、AGTは地下鉄、モノレール、LRTや路面電車など、他の選択肢の中で最も柔軟なシステムである。
人口流入とオートバイ・車の増加による交通渋滞を解決するため、公共交通システムは非常に重要であり、公共事業運輸省によると、車とトラック5万台、オートバイ2万5000台の計300万台が昨年車両登録されている。