毎年1000人近い技能実習生が、日本企業で働くため、日本へ派遣されるとクメールタイムズ紙が報じた。
技能実習生の送り出し機関、IISカンボジアのエル・ロゼットCEOは、「技能実習生は日本で3年間で実務経験を積むことにより、カンボジアに戻った際、より良い給料を要求できる。また日本での滞在期間中、保険の加入等、カンボジアより良い労働条件で働くことができ、3年間で最低3万ドルの貯金も可能だ」と付け加えた。
日本では、2020年のオリンピック開催で、建設工事への労働者がさらに必要になるという。
カンボジア労働省の広報官は、「日本の法律では外国人の単純労働者の派遣は認められていないが、技能実習生は日本での実習期間中に給料を得られる」と述べた。
同省によると、日本への技能実習生の送り出し機関として登録を受けた企業は50社にのぼる。