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米ナスダック上場の香港系カジノ運営会社「エンターテインメント・ゲーミング・アジア」(EGA)が、カンボジア・プノンペンのカジノ「ナガ・ワールド」の電子式ゲーム機(EGM)全670機を250万ドルでカンボジア企業に売却する契約を交わした。クメールタイムズ紙が報じた。
EGAは水曜日の発表で、「わが社はEGMをナガ・ワールドへリースしていたが、販売取引の関係で今年6月30日に契約終了となった」と述べた。
同社は、今後もカンポット州のタンスールボコール・ハイランド・リゾートと、ポイペトのドリームワールドクラブでEGMリース事業を継続するという。
EGAのCEOであるクラレンス・チャン氏は、「EGMリース事業を中止することは短期的不利益にはなるが、長期的には事業発展に繋がると信じている」と述べた。
EGAの今年上半期の総歳入は520万ドルで、前年同時期と比べて38%減少した。原因はゲーム機需要の低下と見られている。
ナガ・ワールドの総粗収益は年々上昇しており、今年上半期は1億5380万ドルだった。