カンボジアに進出する日系企業のための
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TOP INTERVIEW
トップが語る、カンボジアビジネス(2020/1月発刊11号より)
すべてのスタッフを尊重し、全員に対して公平であるよう最善の努力をする(2/3)
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2002年にカンボジアに創業したイエローツリー・インテリア。競合が増えている中、内装サービスの老舗として存在感は今でも健在だ。カンボジアの大手企業の内装・外装を数多く手がける同社のマネージングダイレクターのバーニー・ダーキン氏が、どのようにカンボジアと向き合い、これまで生き残ってきたのか。彼の人生から、サステナビリティのヒントが隠されている。

スローガンだけでは社員は動かない。社員をまとめ動かすうえで、ダーキン氏が職場で心がけていることとは何か。

 スタッフを理解し、カンボジアのスタイルに柔軟に対応できる管理者でありたいと思っています。柔軟性を持つことは年齢を重ねるごとに難しくなりますから、最近は特に意識してよりオープンで辛抱強くあるよう心掛けています。

 仕事場ではスタッフに対して厳しい姿勢を取らなければならない状況が起こることもあるでしょう。ただ、まずは彼らを尊重し大切にすることが前提であり、これが最も重要なことだと思っています。

 何年も前のことになりますが、取引予定のある企業を訪問した際に、外国人管理職の人が受付の女性スタッフのことを名前や代名詞で呼ばず、終始「これ」「こいつ」といった呼び方をする場面に遭遇しました。

 自分のもとで働いてくれている受付に対して一切リスペクトがないことに唖然とし、「お言葉ですが、弊社はあなたのように人を尊重できない方とお取引させていただく必要はありません」とその場で受注予定だった仕事をお断りしたことがあります。会社として見込んでいた利益を無くしてしまう決断をしたので、帰社してすぐに当時の上司に状況を説明し謝りましたが、上司は理解してくれました。

 

カンボジアの部下たちと働く喜びを分かち合い、我が子のように見守るダーキン氏。

 才能あるスタッフたちが成長し昇格していくのを見ると本当に心が満たされます。私がYellowTreeに勤めた過去9年の間に社内で6回昇格したスタッフがいます。初めは現場管理の下級職でしたが、今となっては会社を引っ張っていく存在です。

 また、多くのスタッフが仕事に対する自信をつけていく姿や、彼らの英語がみるみるうちに上達していく様子も目の当たりにしてきました。これは本当に喜ばしいことです。人の成長を見届けられることを嬉しく思います。

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カンボジアでのビジネスの魅力

公私の今後の展望ダーキン氏は、新たな段階に向けて、一歩一歩を積み重ねる覚悟を持っている。

 私たちのオーナーは考え方が前向きですし、ゼネラルマネージャーも会社が成長できるような新しい機会に対して積極的です。これまでに小規模であっても総合的なプロジェクトをいくつか手掛けてきましたし、将来は総合的な建設サービスを提供できる企業として知られるようになりたいです。ただ、これは時間が掛かることですし小さな積み重ねが大切だと私たちは認識しています。「ローマは一日にして成らず」ですね。

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イエローツリー・インテリア
Yellow Tree Interior
Managing Director
バーニー・ダーキン
Bernie Durkin
英国で生まれ育ち、軍人の父親の影響で20年ほど軍に勤務。民間企業に転職してカンボジアに赴任し た。KPMGカンボジアで働いた時の厳しい管理態度を買われ、異業界である現在の会社から突然スカウトされ現在 に至る。今年で63歳。。

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