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首都プノンペンにはすでに交通カメラと防犯カメラに設置されているが、今後は交通量増加や犯罪の抑制の必要性から、シアヌークビル市にも設置される。クメールタイムズが報じた。
設置台数は、市内中心部に500台、新しく建設された国道34号線沿いに100台の合計600台。プレア・シアヌーク州警察本部の管轄となる。来年7月か8月に準備が整うという。
シアヌークビルの治安は、中国からの投資とともに流入した中国人によってしばしば脅かされている。
最近の国家警察の報告書によると、プノンペンとシアヌークビルのそれぞれ約10万人を含む約25万人の中国人がカンボジア国内に居住している。
国家警察は8月、プレア・シアヌーク州内の治安状況を評価するため、さまざまな部門の高官から選出された11人の作業部会を設置。部会からの報告では、中国からの直接投資の増加が、中国人による犯罪者ネットワークの構築に繋がったと報告した。