1975年から1992年までカンボジアでは保険会社が存在しませんでした。1992年にCamincoが経済金融省主導で創立され、1996年にがAsia Insuranceが外資として初参入、その後1998年に同じく外資のForteが参入しました。2007年にInfinityとCampu Lonpacが開設されその2年後にCambodia Vietnam Insurance Companyが開業しました。2009年以降総合保険業界への新規参入はありません。
現在は6社の総合保険会社があり、様々な内容と規模の保障を提供しています。それぞれの保険会社独自のものもあれば外部提携企業(再保険会社)によるものもあります。現在ではCambodia Reという国内資本の提携先(再保険会社)もありますが、CR社は民間株主所有の会社であり保障内容(不動産保護、自動車価値、賠償責任等)の20%を再保険の際の担保とする必要があります。いずれにせよ、 無認可の企業や団体は認められていません。
現在のように契約者数が順調に伸びてきている中、比較的利益も出しやすい状態では外資の関心も増すのではないかと予測されています。2009年から2014年までの5年で保険業界の市場規模は年間平均21%の成長でした。昨年は26.7%の驚異的な伸びです。カンボジアの経済は順調に成長を続けており外国投資も増える中で、この業界もほかのアジアの国よりも早いペースで成長するのではないかと見られています。
そのような中、インフィニティ保険は国内系では最大の保険会社です。国債格付けAレートの国際保健連合(再保険会社)と連携しており、個人向けから大手企業やNGO向けの保障を提供しています。当社では各顧客の必要に合わせて保険を組み立てることが可能で、財産や資産・不動産の保険や賠償責任保険、カンボジア人日本人に関わらず従業員の健康保険なども対応可能です。サービス、安全そして誠実-これが私たちの優位性です。
カンボジアの保険市場は現在6社程度の営業、損害保険のみで5300万ドルの市場規模とまだまだ未熟です。当社は国債格付けA取得済の多くの保険会社と提携しております。日系でしたら損保ジャパンや日本興亜損保があります。また、社員教育にも力を入れており、ANZIIF(アジア最大級の保険教育機関)の認証も受けています。
当社のマネジメントはオーストラリア、英国、ニュージーランドなどの成熟した市場で長年の経験がある人材を揃えていますし、さまざまなニーズに対して対応可能な専門家を配置しています。(取材日/2015年3月)