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カンボジア経済財務省の報告による、カンボジアの一人当たりのGDPは、2024年には1917ドルから2071ドルに上昇すると発表した。
また、同省によると衣服の輸出、観光、建設、農業の貢献により、来年の経済成長率は5.6%から6.6%に上昇すると予測した。
国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しでも、カンボジアは翌年の経済成長率を6.1%と予測し、最も急成長する経済トップ15に入る(カンボジアは14位)と発表した。
このランキングはASEAN諸国で最も高い順位だ。次いでフィリピンが5.9%と続く。なお1位はマカオ(27.2%)だった。
プノンペンでの縫製工場の労働者との集会に参加したフン・マネット首相は、「2030年までに上位中所得国、2050年までに高所得国を目指している」と述べた。
また「2009年から2019年の10年間で国の貧困率が33.8%から17.8%に大幅に減少し、約200万人のカンボジア人が貧困から脱出した」と付け加えた。
貧困ライン以下で生活している人々は、日額2.7ドルまたは1万951リエル未満の所得として定義されている。