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カンボジア政府は先週金曜日、2018年度人口センサスの実施時期を1年先延ばしにする方針を明らかにした。2018年の国政選挙に集中するためとしている。クメールタイムズ紙が報じた。
統計法第6条によると、人口センサスは最低でも10年に1度実施されなければならず、実施時期の延長は考慮されていない。
フン・セン首相は、「予算やきたる選挙など政府はやることが多いため、2018年までは調査を行わないと決めた」と述べた。また、必要ならば法改正も行う意向も明らかにした。
計画省統計局のハン・リナ局長は、「毎年の事前調査に加え、5年ごとの調査を行っているため、延長によるデータへの悪影響はほぼ無いだろう」と語った。
国連人口基金によれば、調査実施費用は他国や国際機関の資金協力のもと行われるが、25%は国家予算から充てられる予定だという。
2013年の調査によれば、カンボジア人口は1460万人以上で、2008年時点より8.7%増加している