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フン・セン首相は9日、国内において7日間、州間での移動禁止を宣言した。クメールタイムズが報じた。
首相は、「プノンペンへの出入り、他の州への出入り、全ての州間での移動を禁じる。これは4月9日24時から4月16日24時までの間に限る」と述べた。
これに関して、陸路と空路、海運等での物資の輸送、公共車、トラック等は対象外となっている。衣料品従事者の病院等への移動も、1回につき4人までであれば可能だ。
労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は、「クメール正月は中止されたため、労働者は通常通り働く必要がある」と述べ、工場労働者に対し業務を続けるよう通達を出している。
カンボジア労働組合総連合(NTUC)のファ・サリー会長は、「このクメール正月期間中に人々や労働者が故郷に帰り、タイから戻ってきた感染可能性のある親族に会うことは避けたい」と述べた。