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教育・青少年・スポーツ省は24日、早期学習プログラムである、「コマー・リエン・コマー・チェ(Komar Rien Komar Cheh)」を開始した。クメールタイムズが報じた。
このプログラムは、米国際開発庁(USAID)や教育のためのグローバルパートナーシップ(Global Partnership for Education=GPE)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、国際連合児童基金(UNICEF)、および同省のNGOパートナーによって支援されおり、幼児教育に関する研究に基づいた複数の利害関係者のプロセスを通じて開発された。
同省のハン・チュオンナロン大臣は、「カンボジアのすべての学生が高度なスキルと教育を受けられるようにすることができる」と述べた。
このプログラムは、まずグレード1と2(日本でいう小学1年生、2年生)の約40万人の学生で実施され、その後も毎年グレード1と2の学生はこのプログラムの恩恵を受ける。なお、グレード3(小学3年生)向けの教材は開発中だ。
ハン大臣は、「1年間のパイロットプロジェクトでは、子どもの読み書き能力が向上した。プログラムが適切に実行されれば、識字能力の低いグレード7(中学1年生)の生徒の課題も解決できるでしょう」と述べた。
また、ハン大臣は、このプログラムとは別に、生徒の識字率を高めるうえで保護者の支援と指導の重要性も強調しており、「親は子供たちの勉強を手伝っているわけではない。放課後でも読書するよう子供たちを導く親ばかりではない。両親は、家での追加学習を奨励してほしい。すべての教師や保護者、生徒が協力すれば、この方法はうまく浸透する」と付け加えた。