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カンボジア南部シアヌークビルで建設中のビルが倒壊した事故による捜索救助活動は、2日半経過した24日午後7時30分で終了した。死亡者28人、負傷者26人となった。フレッシュニュースが報じた。
現地入りしていたフン・セン首相は、記者会見を開き、犠牲者への哀悼の意を表し、捜索救助活動を行った隊員をはじめ、関係者に謝意を述べた。また、今回の事件について遺憾の意を表し、管轄である州政府の責任を指摘した。
建設省と州当局によると、倒壊したビルは建設許可がおりておらず、2度にわたり建設の中止を勧告されていた。崩壊当時、州知事だったユン・ミン氏は、適切に管理できなかった責任を取り、辞任している。
フン・セン首相は、記者団に対し、「すべての建物を徹底的に検査し、合法かどうかを判断する」と述べた。
また、州警察は22日、建設請負業者や土地所有者である3人の中国人と1人のカンボジア人を逮捕しており、中国大使館の王大使は24日、「すべての中国人投資家は、安全を確保するために投資の質に細心の注意を払う必要がある。私は中国の投資家に質の高い安全性の高いカンボジアへの投資を続けるよう呼びかける」と述べた。